ちゃんとやろうとして壊れた人へ|投げ入れシステム手帳

システム手帳を使ってきた。

時間管理を学び、タスク管理を学び
それでも自己実現のために、明日が今日よりよくなるようにと願ってきた。

けれど、仕事の量は減らない。
捌ききれない。
むしろ、時間だけが足りなくなる。

そうやって頑張り続けて、
「ちゃんとやろう」として壊れてしまった人へ。

人生を諦めたわけじゃない。

だけど、行動ができなくなったあなたへ。

心に秘めた野望や、ささやかな夢を、
まだ手放していないあなたへ。

一輪差しのような手帳術

投げ入れの思想については、こちらで整理している

巷にあふれる手帳術が合わない。

いや、挑戦してきたはずだ。
改善もしてきたし、何度も挫折もしてきた。

クリエイティブな手帳。
7つの習慣をベースにした手帳。
引き寄せやセルフコーチング。

それでも、どうしても合わなかった。

それは、あなたが悪いのではない。
情報が多すぎるのだ。

疲れた人が、一つの手帳にすべてを詰め込むと、
そこに生まれるのは、葛藤、摩擦、衝突、対立。

つまり、夢と現実が、同じ場所で戦い始める。

読書をしたい。
けれど、現実は残業続きで時間がない。

では、やらないことを決めればいいのか。
それも、できない。

なぜなら、真面目だからだ。
悲しいほどに、生真面目だからだ。

結果として、やりたい行動ができない。
自己肯定感は下がり、自己効力感も削れていく。

それでも手帳は、現実を無視したキラキラした未来を押し付けてくる。

もう、終わりにしよう。

投げ入れシステム手帳を作る。

一輪差しのように質素で、それでも、季節を感じられるように。

投げ入れという考え方

投げ入れというのは、茶道の千利休の教えである。
「花は野にあるように」花が自然に咲いているように表現する方法である。

心に秘めた野望、ささやかな夢を飾り立てるわけではなく
静かに自然と飾られている状態にする。

龍色の三権分立

この手帳は、感覚ではなく構造として設計されている。
そのために、三つの役割に分けた。

投げ入れシステム手帳は、
母艦・前線・書庫の三層構造のルールで成り立つ。

ただし、いずれも「仕事のことは書かない」

仕事のことは書かず、静かな自己実現、行動するための仕組みである。

母艦|思い出す場所

母艦は、戻る場所である。

ここには、

・自分の軸
・今の向き
・欲望

が置かれている。

頑張る場所ではない。
整える場所でもない。

思い出す場所だ。

前線|行動する場所

前線は、動く場所である。

ここでは、

・その日の行動
・小さなタスク
・雑なメモ

を書く。

整えなくていい。
美しくなくていい。

とにかく動かす。

書庫|広げる場所

書庫は、蓄積する場所である。

ここには、

・知識
・構想
・人生設計

を置く。

すぐに使えなくてもいい。

未来の自分のための余白。

なぜ分けるのか

一つにまとめると、戦いが起きる。

夢と現実。
理想と義務。
欲と制約。

だから分ける。

分けることで、守る。

SOUL / SYSTEM / HACKS

この三層構造は、

・SOUL(思い出す)
・SYSTEM(つなぐ)
・HACKS(続ける)

として機能する。

結論

投げ入れ手帳は、

整えるためのものではない。

人生を変えるためのものでもない。

ただ、

行動を止めないためにある。

これが、投げ入れという考え方だ。

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