投げ入れシステム手帳という考え方

手帳に何を求めるか。

見栄えのよさか。
自己実現のための体系化か。
それとも単なるメモ機能の強化か。

理由は人それぞれでいい。

けれど、このブログで扱う手帳は違う。

それは行動を止めないための手帳である。

私はこれを「投げ入れシステム手帳」と呼んでいる。

投げ入れという思想

茶室にある「投げ入れ」。

千利休の教えに基づき、季節の花を自然のままに添える。
華やかな寄せ植えとは違う。
削ぎ落とされた静けさがある。

投げ入れ手帳も同じだ。

飾らない。
盛らない。
削る。

自然のまま、生きられる設計。

投げ入れ手帳の5つの設計思想

1.ミニマルであること

無駄を削る。
情報を詰め込まない。
余白を残す。

2. 仕事と分離すること

この手帳は、個人と家族のためのもの。
仕事の管理は、別のツールでよい。

スケジュール、プロジェクト、TODO。
それらはA5の別手帳や業務ツールに任せればいい。

ここに入れない。

3. キラキラさせないこと

物理的な装飾も、
概念的な「疲れる前向きさ」も排除する。

SNSのための手帳ではない。
自分のための手帳だ。

4. それでも人生を諦めないこと

静かであることと、諦めることは違う。

濃密な計画と、十分な空白は同時に存在できる。
この手帳は、人生を捨てていない人のためのものだ。

5. 省エネであること

構築も運用も、軽く。

手帳を書くことで疲弊するなら本末転倒。
行動のエネルギーを奪わない設計であること。

行動、結果、計画

順番はこうだ。

まず、行動。
次に、結果。
そこから計画。

計画が立てられないのは、
思考が足りないのではない。
行動量が足りないだけだ。

投げ入れ手帳は、
計画を美しく並べるための手帳ではない。

行動を増やすための装置である。

次回、この思想をかたちにした具体的な手帳構成を紹介する。

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